「また含み損だ。わたしって、やっぱり投資に向いてないのかも」
積立を始めて数ヶ月。相場が下がるたびにスマホを何度も開いて、含み損の数字を見ては気分が沈む。そんな日々が続いていた時期が、わたしにもありました。
「メンタルが強い人は何か特別なことをやってるんだろうか」と思って調べていたとき、気づいたことがあります。投資で一喜一憂をやめるのに、メンタルを鍛える必要はない、ということです。
この記事では、わたしが実際に試して効果があった「考え方の変え方」と「仕組みの作り方」をまとめています。含み損が怖くて積立を続けられるか不安な方にも、これから投資を始めようか迷っている方にも、読んでもらえたら嬉しいです。
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一喜一憂してしまうのは、あなたのせいじゃない
人間の脳は「損」に敏感にできている
相場が下がると気になって仕方がない、というのは意志が弱いわけでも、投資に向いていないわけでもありません。
行動経済学の研究(プロスペクト理論)によると、人間は「利益を得る喜び」よりも「損失を受ける痛み」を約2倍強く感じるとされています。つまり、含み損が気になってしまうのは、人間として自然な反応なのです。
「気にしないようにしよう」と思っても気になってしまうのは、意志の問題ではなく、脳の構造の問題。だからこそ、メンタルを鍛えるよりも「気にしなくていい仕組み」を作る方がずっとラクだと、わたしは考えています。
メンタルが強い人も、最初は同じだった
投資歴が長い人やSNSで淡々と積立報告をしている人を見て、「この人たちは生まれつきメンタルが違うんだ」と思っていました。でもそれは間違いでした。
わたしがSNSや投資ブログで読んできた長期投資家たちも、「最初は毎日アプリを開いていた」「含み損が出るたびに売ろうか迷っていた」という話をよくしています。今の落ち着いた様子は、時間をかけて考え方と仕組みを整えた結果なのです。
逆に言えば、考え方と仕組みさえ変えれば、誰でも同じ状態に近づけます。
わたしが変わったのは「考え方」を3つ変えてから
① 含み損は通知表じゃないと決めた
積立を始めた頃、含み損の数字を見るたびに「自分の判断が間違っていたのかも」と感じていました。でも、よく考えてみると含み損は「現時点での評価額の変化」であって、「投資の失敗」ではありません。
売らなければ、損失は確定しない。含み損は通知表でも成績表でもなく、ただの「途中経過の数字」です。
この考え方を持ってから、数字を見たときの感情の揺れが明らかに小さくなりました。
②「見るのをやめる」より「見ても感じない」を目指した
わたしは今も毎日アプリを開いています。含み損が出ていても、含み益が出ていても。でも以前と違うのは、数字を見ても「ふーん」で終わるようになったことです。
最初は「アプリを見る回数を減らせばいいんだ」と思っていました。でも試してみると、久しぶりに開くほど「この間どうなってたんだろう」という不安が逆に大きくなる。むしろ毎日確認して変動に慣れた方が、感情の振れ幅は小さくなりました。
「見ないようにする」ではなく「見ても何も感じない状態になる」が目標でした。自動積立を続けていると、上がっても下がっても「次の積立が来るまで何もしなくていい」という感覚が体に染み込んでいきます。
③「続けること」だけをゴールにした
「いつまでにいくら増やす」というゴールを持っていると、相場が下がるたびに「このままで大丈夫か」と不安になります。でも、ゴールを「とにかく積立を続けること」に変えると、相場の上下は判断材料から外れます。
上がっても下がっても、毎月決まった額を積み立て続ける。それだけを守ればOK、というシンプルなルールにしてから、相場ニュースへの反応が格段に落ち着きました。
メンタルより「仕組み」を作る方が100倍ラク
自動積立にすると、感情が入る余地がなくなる
毎月「今月も買おうかな」と手動で買い付けしていると、相場が下がっているときに「もう少し待とうか」という気持ちが出てきます。これが一喜一憂の温床です。
自動積立(毎月決まった日に自動で買い付け)にしてしまえば、わたし自身が判断する余地がなくなります。相場がどうであれ、仕組みが勝手に動いてくれる。感情を鍛えるより、感情が入らない仕組みを作る方が、圧倒的にラクです。
わたしが使っている楽天証券の積立設定
わたしが選んだのはFANG+を毎営業日500円積み立てる設定です。FANG+はApple・NVIDIA・Metaなど、自分がもともと好きで応援したい企業10社で構成されているファンド。「好きな銘柄が入っている」という理由だけで選びました。難しい分析は一切していません。
毎営業日500円なので、年間で積み上がる額は約12万円(245営業日×500円)。さらに節約できた月はスポット購入で追加しています。設定は最初に一度やるだけで、あとは何もしなくていい。これが「感情が入らない仕組み」の正体です。
口座がまだない方へ|開設は5分で完了します
楽天証券の口座開設はスマホから5分ほどで申し込みができます。マイナンバーカードがあれば本人確認も即日完了するので、「手続きが面倒そう」という心配はほぼありません。
口座を持っておくだけでは費用は一切かかりません。「まずは口座だけ作っておいて、準備ができたら積立を始める」という順番でも十分です。
まとめ|投資メンタルは鍛えるものじゃなく、仕組みで解決するもの
一喜一憂してしまうのは、意志が弱いからでも投資に向いていないからでもありません。人間の脳がそういう構造になっているだけです。
だから、メンタルを鍛えようとするよりも、こちらの3つを試してみてください。
- 含み損は「途中経過の数字」と捉える
- 「見ないようにする」より「見ても感じない状態」を目指す
- 自動積立にして、感情が入る余地をなくす
続けることだけを目標にして、仕組みに任せてしまえば、相場の上下はただの景色になります。わたし自身、今はそういう状態で毎月の積立報告をしています。
まずは口座を作るところから始めてみてください。それだけで、一歩前に進めます。
楽天証券の口座開設は無料です。維持費もかかりません。
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